突然ですが、男性の皆さん遊んでますか?冒険してますか?
冒険しないとロマンティック貰えませんよ!(ロマンティックあげるよ 参照)



ミツバチは女性の社会

ミツバチを見ていて彼らの生態から教わることって結構あります。ミツバチと言えば働き蜂がすぐに思い浮かぶと思いますが、実は働き蜂はメスでオスは一匹もいません。 

メスとオスの違いはこんな感じ

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メス

●働き者
●針を持っている→外敵と戦える
●ミツロウを分泌できる→巣の建設が出来る
●顔がシュッとしていて可愛い

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オス

●働かない、唯一の役割は交尾(と言われている)
●針を持っていない→外敵とも戦えない
●ミツロウを分泌できない→巣作りが出来ない
●顔がポワ〜っとしている(個人的にはメスの方が可愛い顔をしていると思う)


っとミツバチのオスってなんやねん!ってなる方もいるかもわかりませんが、
オスにも同情を禁じ得ない部分もあります。


ミツバチの社会におけるオス蜂の役割

ミツバチの群れは秋には越冬の準備に入ります。
基本的に冬には花が無くなり、寒さでミツバチも外での活動が少なくなります。
そうすると、花粉や花蜜を調達できません。
そこで、秋に入ると越冬分の食料を巣の中に貯めて行きます。

この時期がオスにとっては受難の時期です。
簡単に言うとゴクツブシであるオス蜂は、巣からメス蜂に無理矢理追い出されてしまいます。
必死に抵抗しても、足を咬まれたりしながら外に引きずり出されます。
あな悲し、基本的にはオス蜂は冬を越せず野たれ死んでしまいます。


遊びを許容すること

じゃあ、オスの存在意義はなんなのか?
大部分の役割は交尾です。(因に、オス蜂は交尾後、性器が体から抜けて死んでしまうようです。)ただ、年がら年中交尾している訳でもなく、交尾をする機会もなく死んでいくオス蜂も少なくないとはず。基本的には、遊んでばっかりの穀潰しの様に思えます。じゃあ、なぜ蜜蜂はこのようなオス蜂を許容しているのでしょうか?合理的に考えれば、交尾のとき以外は彼らの存在はある意味ムダかもしれないのに。

そう考えた時に、私は遊ぶことも重要な役割なのではないかと思います。
きっと、クローン技術が発達して卵子からクローン人間が作れる様になれば、
女性だけでも社会をまわして行ける様になるかもしれません。

オス蜂がいるミツバチの群れを見ているとゴクツブシではあるが許容されている理由は、彼らにとって遊び(生命維持活動以外のこと)を許容することが必要なのではないかと思います。


遊びで生き延びろ

遊びが許容されている社会は豊かだと思います。
そして、そうした中からイノベーションが起こることも少なくないでしょう。遊びから受けた刺激を仕事や生活に持ち込むことも一つのイノベーション(再構築)と言えます。むしろ、遊んでいないことは不真面目なんじゃないか?とさえ思います。さらに、遊びが仕事になったら最高ですね!


常に変化に対応して行けるのは遊びの精神なのだとミツバチを見ながら思うことがあります。

人に会うと時々聞いていることがあります。


「ちゃんと遊んでますか?」