生きること 暮らすこと

自在に生きていける様になりたい。

カテゴリ: 地域おこし協力隊

日本にいる大多数の人が学校教育を受け、大人になります。

学校では(もしくは家庭でも)、一つの正しさを与えられ、それに沿って生活する様に教えられます。

中には、その正しさが窮屈になったり、状況に合わなくなったりすることも出てきます。
(万能なルールや規則なんてないですからね!)

初めは、事象があってルールを作ったのが、ルールを守ることが奨励される様になっていることを目の当たりにします。

そこで、ルールを破らない様に罰を与えるのが人間社会の常套手段!
(ああ、すぐに罰を与えようと考えてしまうつまらない思考回路を持っている人のなんたる多いことか!)



縛り付けて強制してもつまらないことが続いていくだけですよ!
つまらないことが続く未来なんて、なんにも希望がないですよ!
希望がなけりゃ生きていくのがしんどいですよ!

どうせ続けるのなら、楽しいことを続けましょうよ!

日本人は、東日本大震災を経験しました。
被災された方も被災しなかった方も多くの方が傷つき、途方に暮れたと思います。


もう、私たちはつまらないことを続けてる暇なんてないはずです。

もう、私たちは、光が射す方へ、光に向かって歩んでいくしかないですよ!
続けるなら楽しいことを続けましょうよ! 

山内には手書きのお地蔵様がいるのですが

お盆にその顔を描き替える行事があります。

これは、山内の市場地区で行われたもの。
DSC00846

まず、お地蔵さんのお召し物を脱がして、


は、蓮??
絵じゃないんですね、そこ、、逆に新しい。逆ではないか。


DSC00874

で、水とタワシでひたすらこする。

DSC00876

こする

DSC00885

こするこする

DSC00877

する。

DSC00893

もう何度も描いては消してを繰り返してるので、あんまり落ちてないという。
お地蔵さんが置かれる社もお掃除。

DSC00886


DSC00924

で、新しくなったお地蔵さん。
か、顔変わってるよね!?今年はこの顔で行きますってことかな?

私の住んでるすぐ側のお地蔵さんでも行われました。地蔵盆。

やっぱり、水とタワシで
IMG_0006

ワシャワシャ

IMG_0010

ワシャワシャ

IMG_0012

IMG_0011

やっぱり完全には落ちないのね。

乾かした後、うどん粉を付けて墨汁で描いていきます。
IMG_0014

描いている方に「大変そうですね」と言うと
「描いてみる?」
ということで、いったい描かせてもらいました。

それがこちら

IMG_0016

なんか、おだやか〜なお顔になりました。

もちろん、お地蔵さんを描き替えるだけでなく、夜には一杯飲みですよ。
そりゃあ、そうですよ。



山内では、おだやか〜なお顔のお地蔵さんが通る人を見守ってくれています。

 

山内で、お盆の風習であるおしょらいさんを初めて見ました。
ご先祖様を家へお迎え出来る様に、家の玄関前に食事と花を供えるのです。
で、その様子や色味が何となく東南アジアを思わせる物でした。
それでは、画像をどうぞ。
DSC00822

DSC00802

DSC00810

DSC00759

DSC00779

DSC00795

DSC00819

DSC00824

DSC00830

DSC00833

四隅の竹に花を生け、お食事と位牌とお線香と用意するのが基本スタイルみたいです。
DSC00832

DSC00815

DSC00816
日常の風景にはない色味がそこにありました。
DSC00836
お坊さんが家々を回ってお経を上げておられました。
息子さんと一緒にお経を上げていたのですが、子供の高い声と大人の低い声の響きが心地良かったです。
お経を聞きながら、なぜだか自分もご先祖様に思いを馳せていました。

東京で育った私は、お盆って何のことだかあまりわかっていなかったのですが、初めてお盆らしい気持ちになった2015年の夏でした。
 

8月5日は、鮎の網漁解禁日でした。
IMG_1093

鮎獲り名人の山口さん。
手作りのさで網で鮎を数十匹獲っておられました。
IMG_1048
因に、さで網は画像真ん中の虫取り網の様な形の道具のこと。
IMG_1049
IMG_1051
先端部分は黒く漆が塗ってありました。
IMG_1050
そして、網は手編みだそうです。
地域でこの網を編める人は一人しかいらっしゃらないそうです。
網は黒くないと鮎にばれてしまうそうです。

見とれる位美しく作ってありました。美しい道具っていいですよね!

IMG_1059

道具を見せて頂いた後、うしろにくっついてさで網漁を見学。
IMG_1069
鮎の泳ぐ道を読んで、鮎が網に入る直前ですくい上げる様にして捕まえるそうです。
IMG_1065

川を泳ぐ鮎は素早く、もちろんカメラなんかに納まりませんでした。

そんな鮎をひょいひょい獲っていく山口さん。
そりゃあ、かっこいいよね。

IMG_1087
IMG_1088
IMG_1089

鮎の元気が良くて、写真ぶれまくり。

IMG_1079

それにしても、山内の川の水はきれいですね。
水資源がそうとう恵まれていると思います。

IMG_1096

山に囲まれて、川の中を歩きながら、鮎を獲る。
そりゃ、気持ちいいよね。

山口さんは子供の頃からずっと、鮎を捕って来ているそうです。
さで網を川に浸けて鮎をひょいひょい捕っている後ろ姿に、山内の自然と関わりながら育ったその時間を垣間見ました。

IMG_1047


IMG_1099

お裾分けを頂き、早速お昼には、
IMG_1101

まあ、言うまでもなく美味しかったですよ。

こういう贅沢は絶対に都会では出来ないですね。

いいですよ、田舎暮らし。








 

31
地域のお祭りのみたま祭に行ってきました。
52
鹿をかたどった可愛い灯籠。
28
万灯祭といい、この辺りは提灯が好きなんですかね?
52
境内には桟敷があり、ステージではハワイアンバンドの演奏。
59
ノリノリ
11
ノリノリ

東京にいれば生の演奏を聞こうと思えばいくらでも聞けますが、地方にいるとなかなか生演奏を聞く機会はないので結構嬉しいもんです。

このお祭りは地域の方のみ参加可能の様で、参加費ゼロ円。
生ビール、ジュース、枝豆、焼きそば、焼き鳥、フランクフルト、かき氷、スイカ、
これら、すべて、ゼロ円。
お会いする方皆さんに「沢山呼ばれてね!」(沢山飲んでね!の意味)声をかけて頂きました。

私、東京生まれ東京育ち(悪そなやつは〜)ですが、HITOGOMI、OMATSURI、チョット苦手。
でも、みたま祭はザ・アットホーム。ゆったり時間の流れが心地よいです。

そのせいか、地域から外に出た若い方々もお祭りに参加しに帰省して来ているようでした。

田舎のしがらみが嫌で出て行く人もいるのだろうけど、そういったものでみたま祭が成り立っている様にも見えます。
朝から準備されていた皆様お疲れさまでした。

33

そして、〆のビンゴ大会。
この時、人の出は最高潮。
景品も80個以上あり、会場にいる人は真剣そのもの。

私もちゃんと頂きましたよ、マスク。
家の掃除をもっとしろという啓示だと思って会場を後にしました。

 

このページのトップヘ