先日、甲賀市が主催のくくり罠の講習会に参加してきました。

今回は座学ではなく実際に山にある獣道にどうやって罠を仕掛けるかを学ぶという内容。

かなり実践的ですね!

26年度にわな免許を取得した方を対象にした座学の講習に続いて、今回の実技講習となったようです。
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くくりわなの説明
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ここがチュ〜っとなする名人。
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ここに足が入るんですと自分の手で説明する名人。

ちなみに、名人が使用しているわなはこちらと同じようなタイプのわなでした。

踏み板を踏むと筒の中のバネが跳ね上がり、足にワイヤーがくくりつく仕組みです。



名人秘密の道具達!!
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この道具の中の半分以上は名人お手製。

猟はお金をかけずにあるもので工夫するのが信条とのこと。

参加者の中には道具まで自作するのかと驚きの声もありました!


実際にわなのかけ方のレクチャー


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くくりわなを仕掛けてカモフラージュし終えるまで小一時間。

行程ごとの解説込みなので、早いと思います。

私なんかかかるときは一時間ではおわりませんから、、、、、 


各人が持参したわなのかけ方のレクチャー

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これ、新しいなと思ったのですが、買ったけど使い方のよくわからないわなを持参し、名人に上手いかけ方を実地で聞ける時間になりました。

身の回りに、わなのかけ方を教えてくれる人がなかなかいない人も多いはず!!

これってかなり貴重な機会ですよね。

あっちこっちで、質問される名人。

 

こういう研修ってめちゃくちゃ重要ですよね!!
 
近年、シカ、イノシシによる獣害が問題になっています。

国としても獣の捕獲を奨励したり、ハンターを増やそうとしています。

免許をとったものの実際どうやって罠をかけていいのかわからないって方多いと思います。

僕も免許をとったばかりの頃は山に入っても、で、どうすればいいの?と思いました!

いざ猟に出てもなんにもとれないで1年、2年経ってしまうとやっぱりモチベーションが落ちてしまうもんですよね。

狩猟免許を取らせるだけでなく、このようなフォローアップがあるとハンター育成には非常に効果がある!と思った講習でした。

実際、今回の研修でも、参加者の「やる気出てきました」という台詞が聞けたりかなり熱い研修になりました。

他にも、かかった獲物の留め止しの仕方などの実践的なことが聞けて、参加した皆さんも有意義な時間を過ごせてるように見えました。

 

名人からのわなをかける際の心構え !


わなを仕掛けるときは真剣にやれ!! 


との事でした。

獣も人間も命がけですからね!


猟期も残りわずかですが、安全狩猟でもうひと頑張りします!