甲賀市地域おこし協力隊の黒田君の企画で、アーバンパーマカルチャーのソーヤー海さんのワークショップが山内で行われました。

参加された方はかなり刺激を受けたようで、いい顔をされている方沢山いました!!

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以下、ソーヤー海さんの紹介(配布資料より抜粋)

東京アーバンパーマカルチャー(TUP)は僕の活動名。僕は愛から与え合いが自然に行われて、みんなが大事にされるような世界にすみたいと強く想っている。それが僕の夢。この夢を実現させるために、パーマカルチャー、共感コミュニケーション、禅、平和活動などを実践しながら広めている。ほしい未来は自分の行き方から。そして、多くの人と心から繋がって、希望の種をどんどん植える。世界中の共生革命家と共に、僕は太平洋沿いでこれからの時代を育てている。

ソーヤー海さんって誰?って人はこちらを見てね。

東京アーバンパーマカルチャー



はい、まあ最先端ですよ。アーバンパーマカルチャー。

アーバンパーマカルチャーについてはこちらを

アーバンパーマカルチャーって?ソーヤー海が語る「

エコでピースでハッピーな都会暮らし」

都会からはじまる新しい生き方のデザイン。 - MotionGallery

アーバンパーマカルチャーを学ぶクラス - greenz.jp 




PermaCulture = Permanent + Agriculture と Permanent + Culture

パーマカルチャーという言葉はPermanent(持続する)とAgriculture(農業)とCulture(文化)の造語だそうです。簡単に言うと自分達の暮らしを見つめ直し、持続可能な暮らしにシフトしていきましょうよということみたい。しかも楽しく。
不真面目に真面目なことを。(ここを強調していました)

(因にCultureの語源はAgricultureです。Agricultureはもともと農業と言う意味じゃなくて土を耕すことを意味していたそうです。文化と言えば芸術、伝統芸能などをすぐに思い浮かべてしまいますが、土を耕すことが語源というのが面白いですね。)

とパーマカルチャーについての説明をした後にアイスブレイクに入るのですが。。。


アイスブレイクタイム

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参加者は、写真の様なポーズに振り付けがつき、歌つきで会場をぐるぐる回っています。そして、初対面の人とコミュニケーションを取ることに!
写真では分かりづらいので動画でどうぞ。



初対面の人も地元のシャイなおじさん達もみんな素直にやってるのがかわいいんですが、何より楽しそう。
これが、ソーヤー海マジックなのか!!

会場の空気が暖まった後はアーバンパーマカルチャーを始めるまでのいきさつを話してくれました。


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ソーヤー海さんの熱さと内容の濃さで、この時の話をまとめるのを完全に拒否したいんですが、ひっかかった言葉だけピックアップしてみます。

・活かし合う関係性のデザイン
・消費者ではなく生産者という意識を持って生きること
(私たちは生まれてから消費者としての振る舞いを徹底的に叩き込まれている)
・自己表現してもいい場所、許される場所
・不真面目に真面目なことをする
・あんまり自分のことを真剣にとらえない



ルールを守る→現状維持


さらに、いわゆる地域おこし全般に言えることもおっしゃってました。
ルールを守る→現状維持にしかならない。現状を変えたければルールをやぶった方が変えやすい!(闇雲にルールを破ることを推奨している訳ではありません。)地域おこし協力隊として活動している人達は、みんな賛同するだろう言葉ですね!?

失敗を恐れずトライすること、失敗しても次ぎにいかせるノウハウを蓄えること、前向きに楽しく挑戦することと言ったとこでしょうか。



傾聴とリフレクション(伝え返し)

初対面の人とペアになり、

・片方は話となり、今までの話の中で感じたこと興味を持ったことを相手に話す
・片方は聞き手となり、その話を”ただ”聞くだけ(傾聴)
・話し終わった(聞き終わった)あと聞き手は話し手に聞いた話をそのまま話し手に話す(伝え返し)
・話し手と聞き手の役割交代をして同じことをもう一度

という事をしました。やってることはただのオウム返しなのですが、ちょっと不思議な気持ちになりました。カウンセリングなどでも傾聴ということは行われていますね。河合隼雄さんもカウンセリング時は殆ど話を聞いてるだけと言うことを本で読んだ覚えがあります。
このワークでの聞き手のしていることは、現実に対して感情や考えを挟まない訓練にもなりそうですね。それが出来る様になると、現在に意識を集中することが出来る様になると想います。瞑想をする時の意識の持っていき方に似ているので、きっと禅の思想から影響を受けた考え方なんでしょう。

英語ですがこんな動画もあります。



これがもう一つ海さんの代名詞「共感コミュニケーション」入り口になるところの様ですが、今回はここまでで次のワークへ。



広場、交差点を妄想する

最後のワークでは4人一組になって、仮想の広場または交差点を設定してどんな場所になったら楽しい場所になるか絵に描いてみるワークをしました。その絵がこちら。
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僕は、結構妄想するのに四苦八苦しちゃいました。


とまあ非常に内容が濃くて、話を聞きながら話の内容以外で気付いたことがたくさんあったのですが、
最後に印象に残った言葉を。

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Be the Change you wish to see in the world.

(あなた自身が、あなたの求めている変化になりなさい。そうすればその変化はすでに起こっている)



はい、人のことああだこうだ言ってないで、自分のやるべきことをやっちゃいます!!

ワークショップ面白かったので、その場で本も買っちゃいました。(サイン付で)
ソーヤー海さん、アーバンパーマカルチャーをもっと知りたいと言う方はこちらもおすすめ!!

都会からはじまる新しい生き方のデザイン
ソーヤー海
エムエム・ブックス
2015-01