先日、小学生と一緒に稲刈りをしてきました。

地元の農家の方の指導のもと稲の栽培から収穫までをされているそうです。
こういった食育ができるのも田舎のいい所ですよね。

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参加者全員、手に鎌を持っていざ稲刈らん!

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あーだこーだ言いながら、みんな楽しそうに刈って行きます。

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ひときわかっこ良かったのがこちらのレディー。
まず腰に稲藁を付けてるとこが最高にかっこいいです。やっぱりこういう時に手慣れてるのを見せ付けられるとシビれますね!


今多くの人が当たり前にできることが文化を見直すきっかけになるんじゃないか?


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刈った稲は6〜8束で稲藁でくくります。指導して下さった方達は非常に簡単にくるくるっとくくっていくのですが、不慣れな我々がくくるとこんな風にはいきませんでした。昔はみんなこうしてたのよとの一言。
誰もが、こうした作業を手慣れた手つきで出来るという事そのものが文化なんだなと思いました。だから、今多くの人が当たり前にできることが文化を見直すきっかけになるんじゃないか?なんてことを考えさせられました。



稲刈りは音楽だ!

稲を刈る時には独特のリズムを感じました。

ワシャワシャ(稲をつかむ)ーザクザクザク(鎌を入れる)

           ザッ(一歩踏み出す)

        ワシャワシャザクザクザク 

             ザッ

   ワシャワシャザクザクザク

                              ザッ

      
       ガサッ(刈った稲を置く音)

※に戻る。


作業に集中すればするほど、作業が手慣れていればいるほどこのリズムがタイトになって行き音楽になっていくのを感じた。こうやって生まれた音楽の萌芽もあったに違いない。一人ほくそ笑んでいるともう殆ど刈り終わっていました。

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刈った稲をコンバインの近くに運びます。

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重い重いと言いながら楽しそうに運ぶ図。

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田に残った稲も残らず集めました。

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稲をコンバインに入れ、残った稲藁を干します。

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一段落した所で、お茶をすることに。作業の合間のお茶のことを一服といい、休むことも仕事の内、次の段取りの為にきちんと休むんだと指導が入る。う〜ん、このことを現代の労働者のどれくらいの人が出来ているのか。。。。。

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出して頂いたお茶。山内に来てから出して頂くお茶はどれも美味しく、改めて土山がお茶どころなんだと思い知る。地元の方に美味しいですねと言ってもリアクションが薄い。この旨さが当たり前になってるんだろうなあ。言っておきますけど、この辺りのお茶本当に美味しいですからね!!こういうものが当たり前に出てくる所は山内の豊かさです。


手刈りの稲刈りを初めてやらせてもらった訳ですが、短い時間の中で音楽や文化を感じることが出来ました。体を動かしながら作業することの楽しさを感じました。